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nbox 警告灯 オレンジ点灯!原因と対処法を全解説

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N-BOXを運転中、メーターパネルにオレンジ色の警告灯が突然点灯して、不安に感じていませんか。この記事では、まずオレンジ点灯はどういう意味?原因は?という基本的な疑問にお答えします。

また、警告灯の種類を全部一覧で解説し、特に多くの方が気にするエンジン警告灯の点灯・点滅や、オイル交換時期を知らせるスパナマークの意味とリセット方法についても掘り下げていきます。

さらに、警告灯の基本的な消し方や、不具合が直っても警告灯が消えない時の対処法、リコール情報との関連性は?といった点にも触れ、ディーラーでの点検・修理の費用はどのくらいかかるのか、具体的な目安も提示します。この記事を読めば、N-BOXのオレンジ色の警告灯が点灯しても、冷静にその意味を理解し、正しく対処できるようになります。

この記事を読むことでわかること

記事のポイント

  • オレンジ色の警告灯が持つ基本的な意味と緊急度
  • エンジン警告灯やスパナマークなど、主要な警告灯の具体的な原因
  • ユーザー自身で対応できる警告灯の消し方・リセット方法
  • ディーラーでの点検が必要になるケースとその費用の目安

nboxの警告灯がオレンジ!その意味とは

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  • オレンジ点灯はどういう意味?原因は?
  • 警告灯の種類を全部一覧で解説
  • オレンジのビックリマークの意味
  • エンジン警告灯の点灯・点滅
  • スパナマークの意味とリセット方法

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オレンジ点灯はどういう意味?原因は?

N-BOXのメーターパネルに表示される警告灯がオレンジ色(黄色)に点灯した場合、それは「注意」や「速やかな点検の必要性」を示しています。

警告灯の色には、国際規格で意味が定められています。

赤色: 直ちに運転を中止する必要がある「危険」な状態
オレンジ色(黄色): 直ちに走行不能になるわけではないが、「注意」が必要で、早めの点検が推奨される状態
緑色: 機能が正常に作動していることを示す「安全」な状態
したがって、オレンジ色の警告灯が点灯しても、すぐにパニックになる必要はありません。しかし、車の何らかのシステムに異常が発生しているサインであるため、放置せずにその原因を突き止め、適切に対処することが大切です。原因は、エンジン制御システムやブレーキシステム、安全支援装置の不具合など多岐にわたります。

警告灯の種類を全部一覧で解説

N-BOXには様々なオレンジ色の警告灯が搭載されています。代表的なものを一覧表にまとめました。ご自身の車で点灯しているマークと照らし合わせてみてください。

警告灯の名称 アイコン(説明) 主な原因
エンジン警告灯 エンジンの形をしたマーク エンジン制御システム、センサー類の異常
ブレーキシステム警告灯 丸の中に「!」があるマーク 電動パーキングブレーキシステムの異常
ABS警告灯 丸の中に「ABS」の文字 アンチロックブレーキシステムの異常
パワーステアリング警告灯 ハンドルの形をしたマーク 電動パワーステアリングシステムの異常
オイルメンテナンス表示灯 スパナの形をしたマーク エンジンオイルの交換時期
タイヤ空気圧警報灯 タイヤ断面に「!」があるマーク タイヤの空気圧低下
VSA作動表示灯 滑っている車のマーク 横滑り防止装置の作動/異常

これらの警告灯が点灯した場合は、それぞれが示すシステムの点検が必要になります。特にエンジンやブレーキに関する警告灯は、安全に直結するため注意が必要です。

オレンジのビックリマークの意味

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メーター内にオレンジ色で丸の中にビックリマーク「(!)」が点灯した場合、これは「ブレーキシステム警告灯」です。

この警告灯は、N-BOXに搭載されている電動パーキングブレーキ(EPB)やオートブレーキホールドのシステムに何らかの異常を検知した際に点灯します。走行は可能ですが、パーキングブレーキが正常に作動しない、あるいはオートブレーキホールドが機能しないといった可能性があります。

具体的な原因としては、システムの電子的な不具合や関連するセンサーの故障などが考えられます。この警告灯が点灯した場合は、安全な場所に停車した後、一度エンジンを切り、再始動して警告灯が消えるか確認してください。もし消えない場合は、システムの恒久的な不具合が考えられるため、速やかにホンダのディーラーで専門的な点検を受けることを強く推奨します。

エンジン警告灯の点灯・点滅

エンジンの形をしたオレンジ色の「エンジン警告灯(PGM-FI警告灯)」は、ドライバーを特に不安にさせる警告灯の一つです。この警告灯が点灯または点滅した場合、エンジンを制御するシステムに異常が発生していることを示しています。

#### 点灯する場合
エンジン警告灯が点灯し続ける場合、O2センサーやエアフローセンサーといった、エンジン制御に関わる各種センサーの異常が考えられます。走行は可能ですが、燃費が悪化したり、エンジンの出力が低下したりすることがあります。放置すると、より深刻なエンジントラブルに繋がる可能性があるため、早めにディーラーや整備工場で診断してもらう必要があります。

#### 点滅する場合
エンジン警告灯が点滅している場合は、より緊急性の高い状態です。これは、エンジン内部で「失火(ミスファイア)」、つまり正常な燃焼が行われていない可能性が高いことを示しています。失火が続くと、エンジンに深刻なダメージを与えたり、排出ガスを浄化する触媒装置を損傷させたりする恐れがあります。走行中にガクガクとした振動を感じることもあります。
点滅した場合は、高速走行を避け、速やかに安全な場所に停車してディーラーに連絡してください。

スパナマークの意味とリセット方法

メーターパネルにオレンジ色のスパナの形をしたマークが点灯した場合、これは「オイルメンテナンス表示灯」です。故障ではなく、「エンジンオイルの交換時期が近づいています」または「交換時期です」というお知らせのサインなので、慌てる必要はありません。

この表示は、前回のリセットから一定の距離(N-BOXの場合は約5,000km)を走行すると自動的に点灯する仕組みになっています。

#### スパナマークの消し方(リセット方法)
この表示灯は、エンジンオイルを交換しただけでは自動で消えません。オイル交換後に手動でリセット操作を行う必要があります。

エンジンを停止した状態で、メーター内にある「SEL/RESET」ボタンを押し続けます。
ボタンを押したまま、ブレーキペダルは踏まずに「エンジンスタートボタン」を2回押します。(ACC ONの状態)
そのまま10秒ほど押し続けると、メーター液晶部分に走行距離が表示され点滅を始めます。
点滅が始まったら、一度「SEL/RESET」ボタンから指を離します。
すぐにもう一度「SEL/RESET」ボタンを長押しします。
液晶の表示が「5000km」に切り替わり点滅すればリセット完了です。
この操作はご自身でも可能ですが、ディーラーやカー用品店でオイル交換をした際は、通常スタッフがリセット作業を行ってくれます。

nboxの警告灯がオレンジに点灯した時の対処法

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  • 警告灯の基本的な消し方
  • 不具合が直っても警告灯が消えない時
  • リコール情報との関連性は?
  • ディーラーでの点検・修理の費用

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警告灯の基本的な消し方

N-BOXのオレンジ色の警告灯は、不具合の原因が解消されれば基本的に自動で消灯します。したがって、警告灯を消すための最も正しい方法は、警告灯が示している原因そのものを取り除くことです。

例えば、タイヤ空気圧警報灯であれば、タイヤの空気圧を適正値に調整することで消灯します。また、前述のスパナマーク(オイルメンテナンス表示灯)は、オイル交換後に特定のリセット操作を行うことで消すことが可能です。

しかし、エンジン警告灯やブレーキシステム警告灯など、電子制御システムの異常を示す警告灯は、ユーザー自身で消すことはできません。これらの警告灯は、ディーラーなどが持つ専用の診断機(スキャンツール)を使って、システムに記録された故障コードを読み取り、原因を修理した後にリセット(消去)する必要があります。

自己判断でバッテリーのマイナス端子を外すなどして強制的に消去しようとすると、他の電子システムに悪影響を及ぼす可能性があるため、絶対に行わないでください。

不具合が直っても警告灯が消えない時

「自分で部品を交換したり、不具合と思われる箇所を直したりしたのに、警告灯が消えない」というケースがあります。これにはいくつかの理由が考えられます。

故障コードがECUに残っている: エンジン警告灯などは、一度異常を検知すると、その情報がECU(エンジン・コントロール・ユニット)に故障コードとして記録されます。物理的な不具合が解消されても、この記録されたコードを専用の診断機で消去しない限り、警告灯は点灯し続ける仕様になっています。
本当の原因が解消されていない: ユーザーが原因だと思っていた箇所とは別の部分に、本当の不具合が残っている可能性があります。例えば、「失火」という症状でも、原因はスパークプラグ、イグニッションコイル、インジェクターなど複数考えられます。
関連システムの初期化が必要: 部品交換後、システムによっては初期設定やキャリブレーション(校正作業)が必要な場合があります。これを怠ると、システムが正常と認識せず、警告灯が点灯し続けることがあります。
このように、警告灯が消えない場合は、専門的な知識とツールが必要な状況です。速やかにディーラーや信頼できる整備工場に持ち込み、プロによる正確な診断と処置を依頼しましょう。

リコール情報との関連性は?

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警告灯の点灯が、ご自身のN-BOXが対象となっているリコール(回収・無償修理)と関連している可能性もゼロではありません。

リコールとは、設計や製造段階での問題が原因で、特定の車種に同じ不具合が多発する可能性がある場合に、自動車メーカーが国土交通省に届け出て、対象車両を無償で修理する制度です。

もし警告灯が点灯し、その原因がリコールの対象となっている不具合と一致する場合、修理費用はメーカーの負担となり、無料で修理を受けることができます。

ご自身の車がリコールの対象になっていないかを確認するには、以下の方法があります。

ホンダの公式サイト: 車台番号を入力することで、対象リコール情報を検索できます。
国土交通省のウェブサイト: 自動車のリコール・不具合情報の検索ページが用意されています。
警告灯が点灯してディーラーに持ち込む際には、「この症状に関連するリコールは出ていませんか?」と一言確認してみるのも良いでしょう。

ディーラーでの点検・修理の費用

ディーラーで警告灯の点検や修理を依頼した場合、費用は原因や作業内容によって大きく異なります。

#### 点検・診断料
まず、警告灯の原因を特定するための診断料がかかります。専用の診断機を接続して故障コードを読み取り、原因を特定する作業で、一般的に5,000円から10,000円程度が相場です。ただし、その後ディーラーで修理を行う場合は、この診断料が修理費用に含まれたり、サービスされたりすることもあります。

#### 修理費用
修理費用は、交換する部品や作業の難易度によって様々です。

スパークプラグやイグニッションコイルの交換: 比較的手頃で、部品代と工賃を合わせて1本あたり1万円前後から。3気筒全て交換すると約4万円程度になることもあります。
各種センサー類の交換: センサーの種類によりますが、2万円〜5万円程度が目安です。
インジェクター不良やエンジン内部の修理: これらは高額になりやすく、8万円から15万円以上かかるケースも考えられます。
まずはディーラーで正確な診断と見積もりを出してもらい、内容と金額に納得した上で修理を依頼することが大切です。

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nbox 警告灯 オレンジ点灯時の総まとめ

ポイント

    N-BOXのオレンジ色の警告灯は「注意」や「速やかな点検」のサイン
    赤色の警告灯は「危険」を意味し、直ちに停車が必要
    慌てず、まずは安全な場所に車を停めて警告灯の種類を確認する
    エンジン警告灯の点灯はセンサー類の異常、点滅はエンジンの失火の可能性が高い
    点滅時は走行を控え、速やかに専門業者に連絡することが重要
    オレンジのビックリマークはブレーキシステムの異常を示唆する
    スパナマークは故障ではなく、オイル交換時期のお知らせ
    オイル交換後にスパナマークを消すには手動でのリセット操作が必要
    警告灯は原因が解消されれば基本的に自動で消灯する
    エンジン警告灯などは、修理後に専用診断機でのリセット作業が必須
    警告灯が消えない場合、故障コードの記録が残っている可能性がある
    不具合がリコールの対象であれば、無償で修理を受けられる
    ディーラーでの診断料は5,000円から10,000円が目安
    修理費用は原因によって大きく異なり、高額になる場合もある
    警告灯の意味を正しく理解し、放置せずに適切な対応をとることが安全に繋がる
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