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新型ヴェルファイアの値段は655万円から!グレード別に解説

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新型ヴェルファイアの値段

トヨタの高級ミニバン、新型ヴェルファイアの購入を検討しているものの、「実際の値段はいくらからで、どんなグレードがあるのだろう?」と、具体的な価格情報をお探しではありませんか。この記事では、まず新型ヴェルファイアの価格一覧を示し、先代から何が変わったのか?という進化のポイントを解説します。

また、グレードの種類とそれぞれの特徴や、最高グレードの価格と装備、そして一番高い値段のPHEVモデルとはどのような車なのかを詳しく紹介。兄弟車アルファードとの価格・位置づけの違いも明らかにします。

さらに、高級車としての立ち位置や、現在の予約状況と受注停止といった市場のリアルな情報、気になるヴェルファイアの中古の値段は?という相場観、そして現在の納期と今後の見通しまで、購入に必要な情報を網羅。最後に、新型ヴェルファイアの値段に関する総括として、この記事のポイントをまとめます。

記事のポイント

  • 新型ヴェルファイアのグレード別の最新価格
  • 先代モデルからの具体的な変更点と進化したポイント
  • 兄弟車アルファードとの価格やキャラクターの位置づけの違い
  • 最新の納期や予約状況、中古車市場の動向

新型ヴェルファイアの値段は?グレード別に解説

新型ヴェルファイアの値段

  • 新型ヴェルファイアの価格一覧
  • 先代から何が変わったのか?
  • グレードの種類とそれぞれの特徴
  • 最高グレードの価格と装備
  • 一番高い値段のPHEVモデルとは
  • アルファードとの価格・位置づけの違い

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新型ヴェルファイアの価格一覧

2023年6月にフルモデルチェンジし、2025年1月に一部改良が行われた新型(40系)ヴェルファイア。その価格は、655万円から1,085万円と、国産ミニバンの中でも最上級の価格帯に設定されています。

以下に、現在の主なグレードと新車価格(税込)をまとめました。

グレード パワートレイン 駆動方式 新車価格(税込)
Z Premier 2.4L ターボ 2WD 6,700,000円
2.5L HEV 2WD 7,050,000円
Executive Lounge 2.5L HEV 2WD 8,800,000円
2.5L PHEV E-Four 10,850,000円

この価格設定は、ヴェルファイアが単なる多人数乗りの車ではなく、走りや内外装の質感にこだわった特別な一台として位置づけられていることを示しています。購入時には、この車両本体価格に加えて、各種税金や諸費用、オプション代が必要になります。

先代から何が変わったのか?

8年ぶりにフルモデルチェンジした新型ヴェルファイアは、先代(30系)からあらゆる面で大幅な進化を遂げました。そのコンセプトは、兄弟車アルファードとの差別化をより明確にし、ヴェルファイア独自の「アグレッシブでありながら上質」という個性を追求することです。

#### エクステリアとプラットフォーム
外観は、ヴェルファイアの象徴である押し出しの強いスタイルを受け継ぎつつ、ギラついたメッキを抑えた漆黒メッキのフロントグリルを採用し、よりクールで洗練された印象になりました。プラットフォームには、ミニバン用に最適化されたTNGAプラットフォーム(GA-K)を新たに採用。これにより、ボディ剛性は先代比で約50%も向上し、乗り心地と操縦安定性が飛躍的に高まっています。

#### インテリアとパワートレイン
内装は、全グレードでプレミアムナッパ本革シートが標準装備となり、豪華さが格段にアップしました。パワートレインでは、先代のV6エンジンに代わり、ヴェルファイア専用となる2.4Lガソリンターボエンジンを新設定。力強い加速性能を実現しています。また、ハイブリッドシステムも刷新され、動力性能と燃費性能の両方が向上しました。

これらの変更により、新型ヴェルファイアは、見た目の迫力だけでなく、車としての基本性能においても、まさに「深化」と呼ぶにふさわしい進化を遂げたのです。

グレードの種類とそれぞれの特徴

新型ヴェルファイアの値段
新型ヴェルファイアのグレード構成は、非常にシンプルです。標準グレードにあたる「Z Premier」と、最上級グレードの「Executive Lounge」という、2つのグレードのみが設定されています。

#### Z Premier(Zプレミア)
「Z Premier」は、ヴェルファイアのスポーティでアグレッシブなキャラクターを最も体現するグレードです。パワートレインは、力強い走りが魅力の2.4Lガソリンターボと、静粛性と燃費性能に優れる**2.5Lハイブリッド(HEV)**から選択できます。外装にはブラックスパッタリング塗装の19インチアルミホイールを装備し、内装もプレミアムナッパ本革シートが標準となるなど、上質な仕様となっています。アルファードには設定のないターボエンジンを選べるのが、このグレードの最大の魅力です。

#### Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)
「Executive Lounge」は、後席の快適性を極限まで高めた最上級グレードです。2列目シートは、リフレッシュ機能やベンチレーション、ヒーターなどを備えたまさにファーストクラスのような設え。パワートレインは**2.5Lハイブリッド(HEV)と、2025年1月に追加された2.5Lプラグインハイブリッド(PHEV)**から選択可能です。ショーファードリブン(運転手付きの車)としての利用を強く意識した、まさに究極のおもてなし空間が提供されます。

最高グレードの価格と装備

新型ヴェルファイアにおける「最高グレード」は、パワートレインによって2種類存在します。

一つは、ハイブリッドモデル(HEV)の最上級である「Executive Lounge」です。価格は2WDで8,800,000円、4WD(E-Four)で9,020,000円(税込)です。このグレードの真価は、後席の豪華さにあります。標準の「Z Premier」に比べ、2列目シートにはリフレッシュシート機能や回転格納式テーブル、アームレストヒーターなどが追加され、まさに至れり尽くせりの空間となっています。

そして、もう一つが2025年1月に追加設定されたプラグインハイブリッドモデル「PHEV Executive Lounge」です。こちらはHEVの装備に加えて、PHEVならではの機能と専用装備が与えられ、ヴェルファイアのラインナップにおける頂点に君臨します。

一番高い値段のPHEVモデルとは

新型ヴェルファイアのラインナップで一番高い値段が設定されているのが、2025年1月に追加された「PHEV Executive Lounge」です。価格は10,850,000円(税込)と、ついに1,000万円の大台を超えました。

このモデルは、Executive Loungeの豪華な装備はそのままに、2.5Lプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。これにより、モーター主体の圧倒的に静かで滑らかな走行フィールと、システム最高出力225kW(306PS)という力強い加速性能を両立させています。

また、大容量バッテリーを搭載することで、EVモードだけで73kmの走行が可能。日常のほとんどのシーンを電気自動車として静かに、そして経済的に走ることができます。さらに、災害時などには外部給電機能を使って家電製品に電力を供給することも可能です。

専用の19インチアルミホイールや本杢ステアリングが与えられるなど、内外装も特別な仕立てとなっており、まさに価格に見合った、ヴェルファイアの新たなフラッグシップモデルと言えるでしょう。

アルファードとの価格・位置づけの違い
新型ヴェルファイアとアルファードは、基本骨格を共有する兄弟車ですが、その価格設定とブランド内での位置づけには明確な違いが設けられています。

一言で言えば、「ヴェルファイアは、アルファードよりもスポーティで上級なモデル」として位置づけられています。

#### 価格の違い
最も安価なグレードを比較すると、アルファードの「Z(ガソリン・2WD)」が5,550,000円であるのに対し、ヴェルファイアの「Z Premier(ターボ・2WD)」は6,700,000円からと、スタート価格で100万円以上の差があります。

#### 位置づけの違い
この価格差は、装備やパワートレインの違いから生まれています。

パワートレイン: ヴェルファイアには専用の2.4Lターボエンジンが設定されていますが、アルファードにはよりマイルドな2.5L自然吸気エンジンが設定されています。

標準装備: ヴェルファイアは全グレードでプレミアムナッパ本革シートや19インチアルミホイールが標準装備されるなど、アルファードの同等グレードよりも豪華な仕様となっています。

キャラクター: アルファードが「王道の豪華さ」を追求しているのに対し、ヴェルファイアは「アグレッシブな個性と走り」を重視したキャラクターが与えられています。

このように、トヨタは2つのモデルに明確な個性と価格差を与えることで、多様なユーザーニーズに応えようとしています。

新型ヴェルファイアの値段と市場のリアルな状況

新型ヴェルファイアの値段

  • 高級車としてのヴェルファイア
  • 現在の予約状況と受注停止
  • ヴェルファイアの中古の値段は?
  • 現在の納期と今後の見通し
  • 新型ヴェルファイアの値段に関する総括

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新型ヴェルファイアは、その価格帯と内外装の質感、そして乗り心地から、単なる「ミニバン」の枠を超えた「高級車」として認識されています。

655万円からという価格設定は、メルセデス・ベンツやBMWといった輸入高級ブランドのセダンやSUVに匹敵する水準です。特にPHEVモデルが1,000万円を超える価格となったことで、その高級車としての立ち位置はより明確になりました。

全グレードに標準装備されたプレミアムナッパ本革シートや、静粛性を徹底的に追求した室内空間、そして2列目シートの豪華な設えは、まさに高級サルーンそのものです。企業の役員を送迎するショーファーカーとしての需要が高いことからも、その車格の高さがうかがえます。

ただし、一部では「ミニバンはあくまでファミリーカー」という見方から、高級車とは認めないという意見も存在します。しかし、提供される快適性や満足度という観点で見れば、ヴェルファイアが日本の自動車市場において独自のポジションを築く高級車であることは間違いないでしょう。

現在の予約状況と受注停止

新型ヴェルファイアは、2023年6月の発売直後から注文が殺到し、トヨタの生産能力を大幅に上回るバックオーダーを抱える事態となりました。その結果、発売から間もなくして、全国の多くのディーラーで**新規の受注が一時停止(オーダーストップ)**されるという異例の状況に陥りました。

2025年1月に一部改良とPHEVモデルの追加に伴い、一部のディーラーで受注が再開されましたが、割り当てられた生産枠は非常に少なく、それもすぐに埋まってしまう状況が続いています。

2025年7月現在も、多くのディーラーでは依然として受注停止の措置を継続しており、新規で来店してもすぐに契約できる可能性は極めて低いのが実情です。一部では、過去の抽選に漏れた顧客や、長年付き合いのある顧客を優先して案内しているケースも見られます。

このように、ヴェルファイアは「欲しくてもすぐに予約・契約ができない」という状況にあり、購入を検討している方は、まずお近くのディーラーに受注が可能かどうかを問い合わせるところから始める必要があります。

ヴェルファイアの中古の値段は?

新型ヴェルファイアの値段
新車の入手が極めて困難な状況であるため、新型ヴェルファイアは中古車市場で非常に高い価格で取引されています。

2025年7月現在の市場を見ると、登録から1年未満の低走行車両は、**新車価格を上回る「プレミア価格」**で販売されているのが当たり前の状況です。

具体的な中古の値段としては、

Z Premier: 800万円台後半から1,000万円超

Executive Lounge: 1,000万円台前半から1,200万円超

といった価格帯で流通しています。新車が手に入らないため、「高くてもすぐに乗りたい」という需要が中古車価格を高騰させているのです。

この状況は、新車の供給が安定するまで続くと予想されます。もし中古車を検討する場合でも、新車の正規価格をよく確認し、その価格差に納得できるかを冷静に判断することが求められます。

現在の納期と今後の見通し

現在、もし幸運にも新型ヴェルファイアを契約できた場合、その納期はどれくらいになるのでしょうか。

ディーラーからの情報を総合すると、2025年7月時点での納期は、おおむね半年から1年以上とされています。特に人気のハイブリッドモデルは、納期が長くなる傾向にあります。

この長い納期は、前述の通り、旺盛な需要に対して生産が追いついていないことが根本的な原因です。

今後の見通しとしては、明るい兆しもあります。トヨタはアルファード・ヴェルファイアの増産体制を強化しており、2026年夏には新たな工場での生産も計画されていると報じられています。生産能力が向上すれば、納期は徐々に短縮されていくと期待されます。

しかし、当面の間は長い納車待ちを覚悟する必要があります。購入を検討している方は、現在の車の車検時期などを考慮し、長期的な視点で計画を立てることが大切です。

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新型ヴェルファイアの値段に関する総括

ポイント

    新型ヴェルファイアの値段は670万円から1,085万円

    グレードはZ PremierとExecutive Loungeの2種類に集約

    先代モデルから内外装、プラットフォーム、パワートレイン全てが進化

    アルファードにはない2.4Lターボエンジンが専用設定されている

    全グレードでプレミアムナッパ本革シートや19インチアルミが標準装備

    アルファードよりスポーティで上級なモデルとして明確に差別化

    一番高い値段のモデルは1,085万円のPHEV Executive Lounge

    PHEVはEV走行73kmや外部給電機能など独自の価値を持つ

    最高グレードの価格は1,000万円を超え、まさに高級車の領域

    人気の高さから発売直後から受注停止が続く状況

    現在の予約状況は依然として厳しく、契約自体が困難

    中古車の値段は新車を上回るプレミア価格で推移

    最新の納期は契約できても半年から1年以上が目安

    2026年には増産が計画されており、今後の納期改善に期待

    購入には価格だけでなく、入手困難である現状の理解が必要

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