「2025年にアルファードがマイナーチェンジされたと聞いたけど、何が変わったの?」と、最新情報に関心をお持ちではないでしょうか。この記事では、2025年1月に行われた年次改良による変更点のまとめとして、注目のPHEVモデル追加の詳細や、最上級グレードであるエグゼクティブラウンジの進化、そして究極のおもてなし空間を実現した4人乗り仕様Spacious Lounge登場のニュースまで、詳しく解説します。
また、購入を検討する上で気になる、改良後のアルファードの新車の総額は?2025年モデルの納期はどのくらい?といった価格や納期に関する情報や、すでに出回り始めている中古は2025年でいくら?という相場観にも触れていきます。
さらに、個性を演出する新型アルファードのモデリスタカスタムや、今後の見通しとして次回のマイナーチェンジはいつ?という予測まで、アルファードの「今」と「これから」がわかる情報を網羅しました。
記事のポイント
- 2025年1月に行われた一部改良の具体的な変更点
- 新設定されたPHEVモデルと超豪華4人乗り仕様の詳細
- 改良後の新しい価格と最新の納期目安
- 今後のマイナーチェンジ予測と人気のカスタム情報
アルファードマイナーチェンジ!2025年の変更点を解説
- 年次改良による変更点のまとめ
- PHEVモデル追加の詳細
- アルファード エグゼクティブラウンジの進化
- 4人乗り仕様Spacious Lounge登場
- 次回のマイナーチェンジはいつ?
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年次改良による変更点のまとめ
2023年6月にフルモデルチェンジを果たした40系アルファードは、2025年1月7日に初の一部改良(年次改良)を実施しました。今回の改良は、装備の充実化とラインナップの拡充が主な柱となっています。
主な変更点は以下の通りです。
PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの追加: アルファード史上初となるPHEVが設定され、環境性能と静粛性が大幅に向上しました。
装備の充実: ドライブレコーダー機能付きのデジタルインナーミラーが全車標準装備となり、安全性が向上。また、これまで上級グレード専用だったJBLプレミアムサウンドシステムなどが、中間グレードの「Z」にも設定可能になりました。
新グレードの追加: より幅広いニーズに応えるため、廉価グレードとしてハイブリッド車の8人乗り「X」グレードが新たに追加されました。
4人乗り仕様の登場: トヨタ車体が架装する、ショーファードリブンに特化した超豪華4人乗り仕様「Spacious Lounge」が設定されました。
これらの改良により、アルファードは高級ミニバンとしての魅力をさらに高め、多様化するユーザーの期待に応えるラインナップへと進化を遂げています。
PHEVモデル追加の詳細
2025年1月の一部改良における最大の目玉は、アルファード初となるPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが最上級グレード「Executive Lounge」に追加されたことです。
このPHEVモデルは、2.5Lエンジンをベースとしたプラグインハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は225kW(306PS)に達します。これにより、モーター主体の力強くも驚くほど滑らかな加速と、圧倒的な静粛性を実現しています。
特筆すべきは、大容量のバッテリーを搭載することで、EVモードだけで73km(WLTCモード)の走行が可能な点です。日常的な送迎や買い物であれば、ほとんどガソリンを使わずに電気自動車として運用できます。
さらに、災害時やアウトドアで役立つ最大1,500Wの外部給電機能も標準装備。普通充電に加えて急速充電にも対応しており、約38分でバッテリーの80%まで充電可能です。まさに、快適性、経済性、そして万が一への備えを兼ね備えた、アルファードの新たなフラッグシップと言えるでしょう。
アルファード エグゼクティブラウンジの進化
「Executive Lounge」は、アルファードの最上級グレードであり、後席に乗る人のためのおもてなしを極めたショーファーカーとしての性格が強いモデルです。2025年1月の改良では、このグレードの価値をさらに高めるPHEVモデルが追加されました。
従来のハイブリッドモデル(HEV)が提供する上質な乗り心地と静粛性に加え、PHEVモデルではEV走行によるさらなる静けさと、モーター駆動ならではのシームレスで力強い加速フィールが加わります。これにより、移動中の車内はまさに「走るスイートルーム」と呼ぶにふさわしい、格別の空間へと進化しました。
また、PHEVモデル専用装備として、シルバースパッタリング塗装が施された19インチアルミホイールや、本杢ステアリングホイール、肌触りの良いウルトラスエードの天井などが採用され、見た目にも特別感を演出しています。
価格はHEVモデルの860万円からに対し、PHEVモデルは1,065万円からと、まさにアルファードの頂点に君臨するグレードとなっています。
4人乗り仕様Spacious Lounge登場
今回の改良で、PHEVモデルと並んで大きな注目を集めているのが、トヨタ車体が架装を手掛ける特別仕様車「アルファード Spacious Lounge(スペーシャスラウンジ)」の登場です。
このモデルは、Executive Loungeをベースに、後席を2席のみとした究極の4人乗りショーファードリブン仕様です。後席の足元スペースは、ベース車より約420mmも拡大され、広大な空間が広がります。専用設計のシートには、電動で伸縮するオットマンやリラクゼーション機能、ヘッドレスト内蔵スピーカーなどが備わり、ファーストクラスのような快適性を実現しています。
さらに、前席との間には大型の冷蔵庫や手荷物を置くためのフロアトレイ、プライベート空間を確保するセパレートカーテンなどを装備。ラゲージスペースには最大9着の洋服を掛けられるハンガーも用意され、まさに至れり尽くせりの仕様です。
価格はHEVモデルが12,720,000円、PHEVモデルが14,800,000円(いずれも税込)と、まさに特別な一台となっています。
次回のマイナーチェンジはいつ?
2025年1月に一部改良が実施されたばかりですが、今後のスケジュール、特に次回のマイナーチェンジがいつになるのか気になる方も多いでしょう。
一般的に、トヨタの車種はフルモデルチェンジから約2年〜3年後に、内外装のデザイン変更や大幅な機能追加を伴う「マイナーチェンジ」を実施する傾向があります。40系アルファードは2023年6月に登場したため、このサイクルに当てはめると、次回の本格的なマイナーチェンジは2025年後半から2026年にかけて行われる可能性が考えられます。
また、それに先駆けて、装備の小変更などを行う「年次改良」が1年ごとに行われることもあります。
さらに、2026年夏をめどに、トヨタ自動車の田原工場でもアルファードの生産が開始されるとの報道もあり、増産体制が整うことで、将来的には新たなグレードの追加や特別仕様車の設定などが期待されます。
アルファードマイナーチェンジ(2025)後の価格と納期
- アルファードの新車の総額は?
- 2025年モデルの納期はどのくらい?
- アルファードの中古は2025年でいくら?
- 新型アルファードのモデリスタカスタム
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アルファードの新車の総額は?
2025年1月の一部改良に伴い、アルファードは装備の充実化と同時に車両価格の改定も行われました。グレードによって異なりますが、約10万円から20万円程度の値上げとなっています。
以下に、改良後の主なグレードの新車価格(税込)をまとめました。
グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 新車価格(税込) |
---|---|---|---|
X | 2.5L HEV | 2WD | 5,100,000円 |
Z | 2.5L ガソリン | 2WD | 5,550,000円 |
Z | 2.5L HEV | 2WD | 6,350,000円 |
Executive Lounge | 2.5L HEV | 2WD | 8,600,000円 |
Executive Lounge | 2.5L PHEV | E-Four | 10,650,000円 |
Spacious Lounge | 2.5L HEV | E-Four | 12,720,000円 |
これらの車両本体価格に加えて、購入時には各種税金(環境性能割など)、保険料、登録諸費用、そしてオプション費用などが必要になります。オプションの選択にもよりますが、実際の乗り出し価格(総額)は、車両本体価格にプラス50万円から80万円程度を見込んでおくと良いでしょう。
2025年モデルの納期はどのくらい?
2025年1月の一部改良後も、アルファードの人気は非常に高く、納期は依然として長い状況が続いています。
2025年7月現在の最新情報では、納期はおおむね2ヶ月から5ヶ月以上が目安となっています。ただし、これは全体の平均的な期間であり、実際にはグレードや仕様によって大きく異なります。
ガソリンモデル: 比較的納期は短く、2ヶ月~5ヶ月程度で納車される可能性があります。
ハイブリッドモデル(HEV): 注文が集中しており、納期は長くなる傾向です。4ヶ月以上待つケースが多く見られます。
プラグインハイブリッドモデル(PHEV): 生産台数は限られますが、まだ受注枠が残っているディーラーもあり、4ヶ月~5ヶ月程度が目安です。
また、ディーラーによっては受注を一時停止している場合もあるため、購入を検討する際は、複数の店舗に最新の納期状況を確認することが不可欠です。
アルファードの中古は2025年でいくら?
新車の納期が長いことから、すぐに手に入る中古車の需要も非常に高まっています。特に、現行の40系アルファードは、中古車市場でも新車価格に近い、あるいはそれを上回る「プレミア価格」で取引されることも珍しくありません。
2025年7月時点での40系アルファードの中古車価格の相場は、以下のようになっています。
Executive Lounge(HEV): 800万円台から1,300万円超
年式が新しく走行距離が少ない車両ほど高値が付く傾向にあります。新車が手に入りにくい状況が続いているため、中古車価格は当面の間、高水準で推移すると考えられます。
すぐにアルファードに乗りたいという方は、中古車も選択肢に入れる価値はありますが、新車価格とのバランスをよく比較検討することが大切です。
新型アルファードのモデリスタカスタム
新型アルファードの個性をさらに際立たせたい方には、トヨタの公式カスタムブランドである「モデリスタ(MODELLISTA)」のエアロパーツが人気です。
モデリスタからは、アルファードの高級感をさらに高めるための2種類のエアロパーツセットが提供されています。
MODELLISTA エアロパーツセット: フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスタイリングキット(リヤスカート+ドレスアップマフラー)などがセットになっており、メッキ加飾を多用した華やかで存在感のあるスタイルを演出します。
MODELLISTA BEAST RAZOR(ビーストレザー)パッケージ: こちらはより先進的でクールな印象を与えるデザインです。シャープな造形のパーツで構成され、精悍なイメージを強調します。
これらのパーツは、ディーラーで新車購入時に注文・装着することが可能です。価格はセット内容によって異なりますが、塗装済み・工賃込みで30万円台から60万円台が目安となります。モデリスタのパーツを装着することで、他のアルファードとは一味違う、自分だけの特別な一台に仕上げることができます。
\『全国対応・どんな車でもOK』/
アルファードマイナーチェンジ2025の総括
ポイント
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2025年1月に40系アルファードの初の一部改良(年次改良)が実施された
最大の変更点はアルファード史上初となるPHEVモデルの追加
PHEVは優れた静粛性と73kmのEV走行、外部給電機能を備える
ドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラーが全車標準装備となった
廉価グレードとしてハイブリッドの8人乗り「X」が新設された
ショーファー向けに後席を2席とした4人乗り仕様「Spacious Lounge」も登場
改良に伴い、各グレードで10万円から20万円程度の価格改定(値上げ)が行われた
新車の乗り出し総額は、車両価格にプラス50万円から80万円が目安
2025年7月時点での納期は、2ヶ月から5ヶ月以上と依然として長い状況
ハイブリッドモデルは特に人気が高く、納期が長くなる傾向にある
次回の本格的なマイナーチェンジは2025年後半から2026年頃と予測される
2026年夏には田原工場での増産も計画されており、今後の納期改善が期待される
中古車市場では40系はプレミア価格で取引されることも多い
モデリスタのエアロパーツによるカスタムも人気が高い
今回の改良でアルファードはさらに商品力と選択肢の幅を広げた