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20ヴェルファイアのヘッドライト適合表とLED化カスタム

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20ヴェルファイア-ヘッドライト-適合表

20系ヴェルファイアのヘッドライト交換を検討する際、どのバルブを選べば良いか迷っていませんか。この記事では、まずヘッドライト・フォグランプの適合表を掲載し、ご自身の車に合うバルブ規格を明確にします。

特に重要な前期と後期のヘッドライトの違いや、ヘッドライトの型番は?(ロービーム)、フォグランプの型式は?といった具体的な疑問に、一つひとつお答えしていきます。さらに、ナンバー灯のサイズは?といった細かい部分から、ポジション・バックランプの規格まで、交換に必要な情報を網羅しました。

この記事を最後まで読めば、あなたの20系ヴェルファイアに最適なヘッドライトバルブが見つかり、安心して交換作業を進めることができるようになります。

記事のポイント

  • 20系ヴェルファイアの全てのライトバルブ適合情報
  • 前期・後期モデルでのヘッドライト規格の具体的な違い
  • ヘッドライトを純正HIDからLED化するメリットと注意点
  • 各バルブのおすすめ製品や基本的な交換手順

20ヴェルファイアのヘッドライト適合表と各バルブ規格

20ヴェルファイア-ヘッドライト-適合表

  • ヘッドライト・フォグランプの適合表
  • 前期と後期のヘッドライトの違い
  • ヘッドライトの型番は?(ロービーム)
  • フォグランプの型式は?
  • ナンバー灯のサイズは?
  • ポジション・バックランプの規格

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ヘッドライト・フォグランプの適合表

20系ヴェルファイアのヘッドライトやフォグランプのバルブを交換する際、最初に行うべきことは、ご自身の車の年式や型式に合った正しいバルブ規格を確認することです。特に20系ヴェルファイアは、前期モデルと後期モデルで一部の規格が異なるため注意が必要です。

以下に、20系ヴェルファイアの主要な灯火類のバルブ適合表をまとめました。交換用のバルブを購入する前に、必ずこちらの表でご自身の車両に適合する型番を確認してください。

車種 タイプ 型式 年式 ロービーム ハイビーム フォグランプ ポジション バック
ヴェルファイア ハイブリッド含む ANH/GGH2#系 H20.5~H23.10 (前期) HID (D4S) 9005 (HB3) 9006 (HB4) T10 T16
ATH/ANH/GGH2#系 H23.11~H26.12 (後期) HID (D4S) 9005 (HB3) H11 T10 T16

この表の通り、ロービームやハイビームの規格は前期・後期で共通ですが、フォグランプの規格が異なっていることがわかります。

前期と後期のヘッドライトの違い

20系ヴェルファイアは、2011年11月のマイナーチェンジを境に「前期モデル(H20.5~H23.10)」と「後期モデル(H23.11~H26.12)」に分けられます。ヘッドライト周りにおいては、デザインの変更と共に、一部のバルブ規格が異なります。

#### デザインの違い
後期モデルでは、ヘッドライトユニットのデザインがよりシャープで洗練されたものに変更されました。特に、ヘッドライト下部にクリアブルーのエクステンションが追加され、先進的な印象を強めています。

#### バルブ規格の違い
前述の適合表の通り、最も大きな違いはフォグランプのバルブ規格です。

前期モデル: HB4 (9006)

後期モデル: H11

この違いを知らずに購入すると、取り付けができないため、ご自身の車が前期か後期かを車検証の年式でしっかり確認することが非常に大切です。ロービーム(D4S)やハイビーム(HB3)の規格は、前期・後期ともに共通です。

ヘッドライトの型番は?(ロービーム)
20系ヴェルファイアのメインのヘッドライトであるロービームの純正バルブ型番(規格)は、D4Sです。これは、プロジェクタータイプのHID(ディスチャージヘッドランプ)システムに採用される規格です。

D4Sの「D4」は、環境に配慮して水銀を使用していない(水銀フリー)タイプのHIDバルブであることを示し、「S」はプロジェクタータイプのヘッドライトユニットに対応していることを意味します。

純正のHIDバルブは、明るく寿命が長いのが特徴ですが、経年で徐々に光量が落ちてきたり、色味が変わってきたりします。交換する際は、純正同等のHIDバルブを選ぶか、後述するLED化キットを利用して、より白く明るい光にアップグレードすることも可能です。LED化する場合でも、元のバルブ規格がD4Sであるため、「D4S対応」と明記されたLEDバルブを選ぶ必要があります。

フォグランプの型式は?

20系ヴェルファイアのフォグランプの型式(バルブ規格)は、**前期モデルと後期モデルで異なります。**ここはヘッドライト交換で最も間違えやすいポイントなので、特に注意が必要です。

前期モデル(H20.5~H23.10)のフォグランプ型式: HB4 (9006)

後期モデル(H23.11~H26.12)のフォグランプ型式: H11

前期と後期で採用されているバルブの形状が全く違うため、互換性はありません。ご自身のヴェルファイアの年式を車検証で正確に確認し、適合する型式のバルブを購入してください。

近年では、フォグランプを実用的な白色LEDにするだけでなく、悪天候時の視認性を高めるイエローLEDに交換するカスタムも人気があります。いずれの場合も、正しい型式を選ぶことが交換の第一歩となります。

ナンバー灯のサイズは?

20ヴェルファイア-ヘッドライト-適合表
ナンバー灯(ライセンスランプ)は、夜間に車両後方のナンバープレートを照らすための重要な灯火です。この部分のバルブが切れていると、整備不良で取り締まりの対象となるだけでなく、車検にも通りません。

20系ヴェルファイアのナンバー灯に使用されているバルブのサイズ(規格)は、T10です。

T10は、自動車の様々な箇所で使用される非常にポピュラーなウェッジ球タイプのバルブです。純正は暖色系のハロゲン球が使われていますが、これを白色のLEDに交換することで、リアビューを現代的でクリーンな印象に変えることができます。

LED化する際は、消費電力が少ないため球切れ警告灯が誤作動しないように「キャンセラー内蔵」と記載された製品を選ぶか、極性(プラス・マイナス)の有無を確認して取り付ける必要があります。

ポジション・バックランプの規格

ヘッドライトやフォグランプと合わせて、他の灯火類もLED化することで、車全体の印象を統一し、安全性を高めることができます。

#### ポジションランプ(車幅灯)
ヘッドライトユニット内にある、車両の幅を示すためのランプです。20系ヴェルファイアのポジションランプの規格は、ナンバー灯と同じくT10です。ヘッドライトを白色のLEDに交換した場合、ポジションランプも同じ色味の白色LEDに合わせることで、フロントフェイスに一体感が生まれます。

#### バックランプ
後退時に後方を照らし、周囲に車がバックすることを知らせるランプです。20系ヴェルファイアのバックランプの規格は、T16です。T16はT10と差し込み口の形状が同じですが、バルブ自体がT10より大きく、より高い光量が求められる箇所に使用されます。純正のハロゲン球から高輝度のLEDバルブに交換することで、夜間の駐車時などの後方視認性が格段に向上し、安全性が高まります。

20ヴェルファイアのヘッドライト適合表を活かしたLED化

20ヴェルファイア-ヘッドライト-適合表

  • ヘッドライトLED化のメリット
  • 2眼と3眼のヘッドライトの違いは?
  • LED化する際の注意点
  • おすすめのLEDヘッドライト製品
  • 20ヴェルファイア ヘッドライト 適合表の総括

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ヘッドライトLED化のメリット

20系ヴェルファイアのヘッドライトを純正のHIDから最新のLEDに交換(LED化)することには、多くのメリットがあります。

圧倒的な明るさと視認性の向上: 高性能なLEDバルブは、純正のHIDを上回る明るさを実現します。照射範囲が広く、遠くまでくっきりと照らすことができるため、夜間や悪天候時の視界が飛躍的に向上し、安全運転に大きく貢献します。

長寿命で経済的: LEDの寿命は約10,000時間以上と言われ、純正HID(約2,000時間)やハロゲンバルブ(約1,000時間)と比較して圧倒的に長寿命です。一度交換すれば、廃車までバルブ交換が不要になるケースも多く、長期的に見れば経済的です。

スタイリッシュな外観: LED特有の純白でキレのある光は、車のフロントフェイスを現代的で高級感のある印象に変えます。ヴェルファイアの力強いデザインをさらに引き立て、ドレスアップ効果も抜群です。

瞬時に最大光量: HIDが安定した明るさになるまで数秒かかるのに対し、LEDは点灯した瞬間に100%の明るさに達します。トンネルの出入り口などでハイビームを瞬時に使いたい場合に、この応答性の良さが役立ちます。

2眼と3眼のヘッドライトの違いは?
ヴェルファイアのヘッドライトについて調べると、「2眼」や「3眼」といった言葉を目にすることがあります。これはヘッドライトユニット内部のプロジェクター(レンズ)の数を示しており、主に新しいモデル(30系以降)のグレード差を表す言葉です。

20系ヴェルファイアのヘッドライトは、ロービーム用のプロジェクターが1つ、ハイビーム用のリフレクターが1つという構成が基本です。そのため、厳密には30系以降のような多眼式のヘッドライトは採用されていません。

30系ヴェルファイアでは、標準的なグレードが「2眼LEDヘッドライト」、上級グレードになると、より高性能で見た目も豪華な「3眼LEDヘッドライト」が装備され、グレードを見分けるポイントの一つとなっています。

したがって、20系ヴェルファイアのヘッドライト交換を検討する際には、「2眼か3眼か」という点を気にする必要はありません。ご自身の車両が前期か後期か、そして純正がHID仕様かハロゲン仕様かを確認することが重要です。

LED化する際の注意点

20系ヴェルファイアのヘッドライトをLED化する際には、いくつかの注意点があります。これらを守ることで、トラブルを未然に防ぎ、安全にカスタムを楽しむことができます。

#### 適合製品の確認
前述の通り、車種・年式・グレードに適合した製品を選ぶことが大前提です。特にロービーム(D4S)をLED化する場合は、「D4S対応」と明記された、信頼できるメーカーのキットを選びましょう。安価な製品の中には、配光がうまく出ずに車検に通らなかったり、ラジオにノイズが入ったりするものもあります。

#### 放熱対策の重要性
LEDは高熱を発するため、効率的に熱を逃がす設計になっているかが非常に重要です。多くのLEDバルブには、冷却ファンやヒートシンクが備わっています。この放熱性能が不十分だと、LEDチップの寿命が著しく短くなったり、最悪の場合、ヘッドライトユニットの変形や損傷に繋がったりする可能性があります。購入時には、冷却ファンの性能や放熱設計についても確認しましょう。

#### 光軸調整
LEDバルブに交換した後は、必ず「光軸調整」を行う必要があります。光軸がずれていると、対向車を幻惑させてしまい大変危険ですし、車検にも通りません。取り付け後、壁などに光を照射して、カットオフラインが純正時と同じ高さに出ているかを確認し、必要であればテスターを持つ専門工場などで調整してもらいましょう。

おすすめのLEDヘッドライト製品

20ヴェルファイア-ヘッドライト-適合表
20系ヴェルファイアのヘッドライトをLED化するにあたり、信頼性と性能で定評のあるおすすめの製品をいくつか紹介します。

#### HID屋 LEDヘッドライト Qシリーズ
圧倒的な明るさを求める方におすすめなのが、HID屋のQシリーズです。特大の高性能LEDチップを搭載し、純正HIDを大幅に上回る光量を実現します。優れた配光設計により、車検基準にも適合しながら、夜間の視認性を劇的に向上させます。熱伝導率の高い赤銅を使用した冷却システムも特徴で、長時間の使用でも安定した性能を維持します。

#### HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ
純正HIDからの交換を手軽に行いたい方に最適なのがDシリーズです。この製品の最大の特徴は、純正HIDのバラストに直接接続できる「ポン付け」タイプであることです。複雑な配線加工が一切不要なため、DIY初心者でも簡単に取り付けが可能です。明るさも純正比で大幅にアップし、コストパフォーマンスに優れています。

#### HID屋 LEDヘッドライト Dsシリーズ
純正HIDと同じサイズで設計されており、取り付けの容易さと高い性能を両立したモデルがDsシリーズです。こちらも純正HIDバラストに接続するだけで交換が完了します。コンパクトな設計ながら、エアロアルミ素材と高性能冷却ファンによる優れた放熱性能を持ち、安定した明るさと長寿命を実現します。

これらの製品は、いずれも20系ヴェルファイアのD4S規格に対応しており、安心して使用できる人気のモデルです。

20ヴェルファイア ヘッドライト 適合表の総括

ポイント

    20系ヴェルファイアのヘッドライト交換は適合表の確認が第一歩

    前期(H20.5~H23.10)と後期(H23.11~H26.12)で仕様が異なる

    最大の違いはフォグランプのバルブ規格で、前期はHB4、後期はH11

    ロービームのヘッドライト型番は前期・後期ともにHIDのD4S

    ハイビームの規格は共通で9005(HB3)

    ポジションランプとナンバー灯のサイズはどちらもT10

    バックランプの規格はT16

    ヘッドライトLED化は明るさ、寿命、デザイン性の面でメリットが大きい

    2眼や3眼という区分は主に30系以降のモデルで、20系にはない

    LED化する際は、適合規格の確認、放熱対策、光軸調整が重要

    純正HIDからLEDへの交換は、D4S対応の専用キットを使用する

    おすすめのLED製品には、明るさ重視のQシリーズや手軽なDシリーズがある

    正しい適合表の知識を持つことで、失敗のないパーツ選びが可能になる

    安全なカーライフのため、灯火類のメンテナンスは定期的に行う

    適合が不安な場合は、購入前に専門店に確認するのが確実

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