ミニクロスオーバー燃費は悪い？世代別実燃費とPHEV

こんにちは。スタイリッシュモーターの中の人「Aoi（あおい）」です。

ミニクロスオーバーって、MINIのデザインはそのままに実用性もあって、すごく“ときめく”一台ですよね。アクティブなライフスタイルにもぴったりで、私もいつか乗ってみたい車の一つです。

でも、いざ購入を考えると気になるのが、やっぱり「ミニクロスオーバー燃費」の問題。ネットを見ると「ミニクロスオーバー燃費悪い」なんていう評判もあって…。特に中古で人気の初代（ミニクロスオーバー燃費 r60）や2代目（ミニクロスオーバー燃費 f60）の実燃費ってどうなの？とか。

ガソリン車だけじゃなく、ミニクロスオーバー燃費ディーゼルの実力や、ミニクロスオーバー燃費 phev（F60 SE）の驚くべき数値、そしてミニクロスオーバー燃費新型のU25（カントリーマン）のカタログ燃費まで、世代やパワートレインで全然違うみたいで、情報がカオスですよね。

この記事では、そんなクロスオーバーの燃費について、世代別（R60/F60/U25）のカタログ値とリアルな実燃費、ライバルとの比較まで、私が気になって調べた情報をまとめてみました。あなたの車選びの参考になれば嬉しいです。

「燃費が悪い」と言われる理由と世代別の実態
ガソリン、ディーゼル、PHEVのパワートレイン別燃費の違い
新型（U25）と旧型（R60/F60）の燃費データ
ライバル車（T-Roc、カローラクロス）との燃費比較

「理想の車種、なかなか市場に出てこない…」

「中古の高級車、品質や保証が不安で踏み出せない！」

そんなとき、**カーセンサー.net**の圧倒的な情報量があれば解決します。

実は私も、カーセンサー.netで探していた希少なモデルを、希望の条件で見つけることができました。
全国の在庫を網羅しているから、他のサイトにはない一台に出会える可能性が格段に上がります！

✅ 全国約50万台の在庫から、希少な高級車も探せる
✅ 詳細な車両情報と豊富な写真で、遠方でもしっかりチェック
✅ 品質評価や保証情報が充実しているから安心
✅ 中古車だけでなく、新車の情報も網羅しているから比較検討しやすい！

⇒ 理想の高級車をカーセンサー.netで探してみる

「理想の車種、なかなか市場に出てこない…」

ミニクロスオーバー燃費の世代別（R60/F60/U25）徹底比較
ミニクロスオーバー燃費とライバル車比較
ミニクロスオーバー燃費の総括

ミニクロスオーバー燃費の世代別（R60/F60/U25）徹底比較

クロスオーバーの燃費を正確に知るには、まず「世代」と「パワートレイン」の違いを理解するのが大事みたいです。初代（R60）、2代目（F60）、そして新型（U25）では、中身が結構違うんですね。

「燃費悪い」と言われる理由

「ミニクロスオーバー燃費悪い」というイメージ、確かに耳にしますよね。これにはいくつかの理由が考えられそうです。

車両重量とデザイン： MINI特有の剛性感の高いシャシーや、あのアイコニックなデザインを実現するため、同クラスの国産SUVと比べて車重が重くなりがちです。それに、箱型のデザインは空気抵抗の面でもちょっと不利かもしれません。
ハイオク仕様： ガソリン車は基本的に「ハイオクガソリン」指定です。レギュラーガソリン車と比べて燃料単価が高いので、1kmあたりの走行コストが割高になり、「燃費が悪い（＝お金がかかる）」と感じやすいですね。
市街地走行の苦手さ： 欧州のターボ車全般に言えるかもですが、ストップ＆ゴーの多い日本の市街地走行は燃費が悪化しやすい傾向があります。
R60 AT車の影響： 後で詳しく触れますが、初代（R60）のAT車は、今の基準で見ると燃費があまり良くありませんでした。中古車市場にはこのR60も多いため、全体の「実燃費平均」を引き下げて、「MINIは燃費が悪い」というイメージの一因になっている可能性がありそうです。

初代（R60）の燃費とATの注意点

中古車市場で価格がこなれてきている初代（R60型 / 2011〜2016年）。ここで燃費を気にするなら、最大の注意点は「トランスミッション」です。

この世代は、MT（マニュアル）とAT（オートマチック）のカタログ燃費（JC08モード）に、すごく大きな差があるんです。

R60（ガソリン車）	JC08モード燃費 (MT)	JC08モード燃費 (AT)	差
One (1.6L NA)	17.2 km/L	13.8 km/L	-3.4 km/L
Cooper (1.6L NA)	16.6 km/L	14.0 km/L	-2.6 km/L
Cooper S ALL4 (1.6L Turbo)	15.4 km/L	12.2 km/L	-3.2 km/L

見ての通り、AT車はMT車と比べて燃費が2.6〜3.4km/Lも悪化しています。これは、この世代のATが、今の多段ATやDCTと比べて伝達効率の点で劣る6速ATだったことが影響しているようです。

R60の中古車（ガソリン）を燃費で選ぶなら、AT車は燃費が悪いことを覚悟するか、希少なMT車を探すのが良さそうですね。

ちなみに、R60の後期（2014年9月～）からはディーゼルモデルも追加されています。こちらはATのみですが、Cooper D（AT）で16.3 km/L (JC08)と、同世代のガソリンAT車（14.0 km/L）より優秀です。R60のAT車で燃費を気にするなら、ディーゼルが賢い選択かもしれません。

2代目（F60）ガソリンの実燃費

中古車市場の主流であり、2024年まで販売されていた2代目（F60型 / 2017〜2024年）。デザインも洗練されて、私も大好きです。

ガソリン車のカタログ燃費（WLTCモード・後期型）は15.6 km/Lです。対して、オーナー報告（みんカラ）に基づく全体の平均実燃費は11.14 km/Lとなっています。WLTCモードの約71%と、まぁ一般的な乖離（かいり）率の範囲内かな、という印象ですね。

ちなみに、みんカラでは「レギュラー」での給油報告（実燃費 10.53 km/L）も一部ありますが、F60のガソリン車はハイオク仕様が基本です。メーカー非推奨の燃料は、長期的に見るとエンジンの不調にもつながりかねないので、ハイオクで考えるのが基本ですね。

2代目（F60）ディーゼルの燃費

長距離を乗るなら、やっぱりディーゼル（Cooper D / SD）が気になりますよね。F60のディーゼル（Cooper D ALL4）のカタログ燃費はJC08モードで21.3 km/Lと、かなり優秀です。

ただ、ここで気になるデータがあります。オーナー報告（みんカラ）によるディーゼル車（全世代混合）の平均実燃費は13.24 km/Lなんです。JC08モード（21.3 km/L）と比べると、約8km/Lも乖離していて、「あれ？」って思いませんか？

でも、この13.24 km/Lという数値は、燃費効率が劣る初代（R60）のディーゼル車も含まれた全世代の平均値である点に注意が必要です。F60は、R60の6速ATと比べて、より効率の良い8速ATやDCTを採用しています。

なので、F60（2代目）のディーゼルモデル単体の実燃費は、この全体平均（13.24 km/L）よりはかなり良好で、おそらく15〜17 km/L 程度は期待できるんじゃないかな、と私は推測しています。

2代目（F60）PHEVの燃費は乗り方次第

2代目（F60）で一番面白いのが、プラグインハイブリッドモデル「Cooper SE ALL4」です。これ、燃費データがちょっと不思議なんです。

PHEVの燃費パラドックス

カタログ燃費 (WLTC)： 13.9 km/L
オーナー実燃費 (みんカラ)： 23.09 km/L

なんと、実燃費がカタログ燃費を10 km/L近くも上回るという、逆転現象が起きています！

これはPHEVの特性によるもので、カタログ燃費は「充電した電力を使い切った後のハイブリッド走行」をメインに測定されるのに対し、実際のオーナーさん（特に自宅充電ができる人）は、「日常の短距離走行のほとんどをEVモード（ガソリンを使わない）」で走れてしまうからなんです。

オーナーレビューを見ても、「往復約25kmの通勤で、ほぼEV走行」「平均燃費は約50km/L」といった報告がたくさんありました。こういう使い方の人にとっては、最強の燃費車ですね。

一方で、「充電なしで長距離（東京-甲府往復）」走ったら「14.64 km/L」だった、という報告も。つまり、自宅で充電できる短距離メインの人には最高、充電できない人や長距離メインの人には普通のハイブリッド車（あるいはそれ以下）という、乗り方で評価が真っ二つに分かれるモデルです。

新型（U25）のカタログ燃費

最後に、2023年以降に登場した3代目（U25型）です。まず大事なのが、このモデルから日本での正式名称が「MINIクロスオーバー」から「MINIカントリーマン」に変更されたこと。そして、「SE」グレードがPHEVから完全な電気自動車（BEV）になったことです。F60のPHEV（SE）の後継を探している方は注意が必要ですね。

ガソリンモデルのWLTCモード燃費は以下の通りです。

Cooper C (FF)： 16.3〜18.2 km/L
Cooper S ALL4 (4WD)： 15.3 km/L

注目は、Cooper S ALL4のモード別燃費で、「市街地モード」が 9.1 km/L と、10 km/Lを大きく割り込んでいる点です。車重がある4WDターボ車なので、ストップ＆ゴーの多い市街地は苦手みたいですね。

「理想の車種、なかなか市場に出てこない…」

「中古の高級車、品質や保証が不安で踏み出せない！」

そんなとき、**カーセンサー.net**の圧倒的な情報量があれば解決します。

✅ 全国約50万台の在庫から、希少な高級車も探せる
✅ 詳細な車両情報と豊富な写真で、遠方でもしっかりチェック
✅ 品質評価や保証情報が充実しているから安心
✅ 中古車だけでなく、新車の情報も網羅しているから比較検討しやすい！

⇒ 理想の高級車をカーセンサー.netで探してみる

ミニクロスオーバー燃費とライバル車比較

「ミニクロスオーバー燃費悪い」というイメージが本当なのか、欧州のライバル車や、燃費最強の国産ハイブリッド車と比べてみました。

ガソリン車：VW T-Rocとの比較

おしゃれな欧州SUVのライバルとして、VWのT-Rocと比べてみましょう。

MINI F60 (ガソリン)： WLTC 15.6 km/L / 実燃費 11.14 km/L
VW T-Roc (ガソリン)： WLTC 15.7 km/L / 実燃費 11.81 km/L

どうでしょう？カタログ燃費も実燃費も、ほぼ「まったく同じ」ですよね。この事実から、MINIクロスオーバーのガソリン車が、競合するドイツ車と比べて「特別燃費が悪い」ということは一切ない、と言えそうです。

ディーゼル車：競合との実燃費比較

ディーゼル車もT-Rocと比較してみます。

MINI (全世代平均)： 実燃費 13.24 km/L
VW T-Roc (ディーゼル)： 実燃費 15.80 km/L

実燃費データだけ見ると、T-Rocが2.5 km/L以上も上回っています。ただ、これは何度も言うように、MINIの数値が古いR60型に引きずられているからです。F60単体で見れば、T-Rocに近い15km/L前後は期待できるんじゃないかな、というのが私の推測です。

国産ハイブリッド車（カローラクロス）との比較

最後に、燃費の王者、国産ハイブリッドSUVと比べてみます。

トヨタカローラクロス (Hybrid)： WLTC 26.4 km/L
ホンダヴェゼル (Hybrid e:HEV)： WLTC 25.0 km/L

さすがに、この数値（WLTC 25km/L超え）と比べると、MINIのガソリン車（実燃費 11.14km/L）は「燃費が悪い」と言わざるを得ませんね…。

でも、ここで輝くのがF60 PHEV（Cooper SE）です。自宅充電できる人なら、実燃費 23.09 km/L が期待できるので、MINIのデザインや走りを諦めずに、国産ハイブリッドに迫る経済性を両立できる、唯一の選択肢になるかもしれません！

燃費を改善する運転のコツ

MINIは「ゴーカート・フィーリング」と呼ばれる、キビキビした走りが魅力の車です。それはつまり、燃費効率よりも「走る楽しさ」を優先したセッティングになっているとも言えます。

その楽しさを味わいつつ、少しでも燃費を改善するには、やっぱり基本的な運転が大事かなと思います。

急加速、急ブレーキ、急ハンドルといった「急」のつく操作を避ける。
タイヤの空気圧を適正に保つ。
不要な荷物は積まない。
エアコンの使用を適切にコントロールする。

特に、市街地モードでの燃費が悪化しがちな（U25 Cooper Sで9.1km/L）ことを考えると、発進時にアクセルをグッと踏み込みすぎず、ふんわりと発進するだけでも、かなり違ってくるんじゃないでしょうか。

【燃費データに関するご注意】

この記事に記載されている燃費（WLTC、JC08、実燃費）は、過去のデータやオーナー報告（みんカラ）に基づくあくまで「目安」です。実際の燃費は、運転の仕方、道路状況、天候、エアコンの使用、車両のメンテナンス状態などによって大きく変動します。
正確なカタログ燃費は、必ず最新の公式情報やディーラーでご確認ください。